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国立スポーツ科学センター(JISS)は、今夏に開催するロンドンオリンピックに向けた戦略立案などを支援する目的で新たなITサービスを導入した。システムを提供したインフォテリアが4月26日に発表した。 JISSが採用したのは、スマートデバイス向けコンテンツ…
2000年シドニー、04年アテネ五輪と2大会続けて金メダルを獲得し、かつては日本のお家芸と言われた女子マラソン。ところが、ここ数年はちょっぴり元気がない。 トップ選手の高齢化が進み、全体のタイムも伸び悩んでいる。中学や高校の駅伝も盛んで、女…
五輪でのメダル増産に向けて国家プロジェクトとして選手の競技力向上を支援する文部科学省のマルチサポート事業で、2012年度は柔道や「なでしこジャパン」の活躍が期待されるサッカー女子など夏季8競技が、ロンドン五輪での金メダル獲得が有力な「ター…
◇五輪精神の拡大目指し 冬季ユース五輪のアルペンスキー初日。男子スーパー大回転で優勝したのは、モロッコの選手だった。カナダを活動拠点に実力をつけ、金メダルを手にしたアダム・ラムハメディは「アフリカ人でもスキーができると証明したかった」と胸を…
来年で任期満了となる国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長(69)にとって、7月開幕のロンドン五輪が会長として迎える最後の五輪になる。行き過ぎた商業主義や肥大化への反省から、競技数の削減などに取り組んだが、もう一つの重要施策…
■中高生ら 集団生活で練習・語学 ロンドン五輪開幕まで27日で残り半年。出場権争いや代表争いが佳境を迎える中、有望な若手選手が次々と芽吹いている。海外遠征など豊富な国際経験を積んできた選手や、日本オリンピック委員会(JOC)が将来性ある中高校…
当地で13日(日本時間14日未明)に開幕する第1回冬季ユース五輪で、「ヨガー」と呼ばれる電子機器が注目を集めている。氏名やメールアドレスなどが記録されたUSBメモリーをお互いに接触させるだけで個人情報を交換することができ、ユース五輪が目的…
14〜18歳の若者が参加する、第1回冬季ユース五輪が13日(日本時間14日未明)に当地で開幕する。国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が提唱した新たな試みは、教育や文化面の活動を重視。第1回夏季大会は10年8月にシンガポー…
24日に閣議決定された2012年度政府予算案で、スポーツ関係予算は今年度より4.4%増えて237億9300万円と、過去最高になった。今年6月にスポーツ基本法が成立し、国家戦略としてスポーツ立国を目指す体制が整ったことが追い風となった。 ロン…
五輪など国際大会でのメダル倍増を目指す新たな戦略として、文部科学省が潜在能力の高い有望選手を発掘して強化や育成に乗り出す方針を固めたことが26日、関係者の話で分かった。「メダルポテンシャルアスリート育成システム構築事業」とし、2012年度…
文部科学省がスポーツ振興を担う「スポーツ庁」を創設する方向で検討を始めたことが15日、分かった。早ければ平成25年度の新設を目指し、24年度予算案の概算要求に諸外国のスポーツ省の視察などを行うための調査費を盛り込む。五輪でのメダル獲得が伸…
運動は身体を鍛えるだけでなく、脳を若返らせることもできることが解明された 最近はランニングをする人たちをよく見かけるようになった。彼らのような運動好きな人たちにとって走る理由がもう一つ増えることになる。運動は身体を鍛えるだけでなく、脳を若返…
第177回国会(常会)においてスポーツ基本法が成立し、平成23年6月24日に、平成23年法律第78号として公布されました。 スポーツ基本法は、昭和36年に制定されたスポーツ振興法(昭和36年法律第141号)を50年ぶりに全部改正し、スポーツに関し、基本理念を定…
来年のロンドン五輪で、日本代表選手を健康面や情報分析などの分野で支援するマルチサポート・ハウスが、ロンドン東部の五輪公園に近い現代劇場「ストラトフォード・サーカス」に開設されることが30日、分かった。事業主体の国立スポーツ科学センター(J…
競泳男子平泳ぎで五輪2種目連覇の北島康介(日本コカ・コーラ)が、自分の練習法を指導プログラムに反映したスイミングクラブ「KITAJIMAQUATICS」(キタジマアクアティクス)を設立した。きれいに速く泳ぐことを目指し、北島の親友で200…
文部科学省は7日、ロンドン五輪に向けて、省内にトップ選手の強化を支援する「2012ロンドンオリンピック強化タスクフォース」が発足したと発表した。 ワーキングチーム(WT)のリーダーにサッカー・日本代表の岡田武史前監督を据え、各競技の選手や指…
味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、東京大学や仙台オープン病院と共同研究を行い、アミノ酸の一種であるシスチンとテアニン(略:アミノ酸シスチン・テアニン)摂取により、スポーツ時や手術後の炎症反応や免疫機能低下を抑制し、早期…
24日に閣議決定された平成23年度予算案で、スポーツ関係は微増の228億円となり、トップ選手の強化を支える国立スポーツ科学センター(JISS)の設備拡充に新規で8億円が充てられるなど、競技力向上を重視した内容となった。 今後10年間のスポー…
◇国の支援事業、本格化 「高気圧酸素カプセルなどでリラックスできた。時間があればもっと行きたかった」 広州アジア大会のフェンシング女子エペ団体で史上初の金メダルを獲得した中野希望(大垣共立銀行)の感想だ。今回のアジア大会から、文部科学省のマル…
中国・広州で開かれているアジア大会は、中国の高笑いで終わろうとしている。金メダル数は197個(26日現在)で、1990年北京大会で取った史上最多の183個を更新。日本の総メダル数も上回りそうな勢いだ。“お家芸”の卓球や体操に加え、活発な経済…
「アジアの2位」を確保するはずの戦いが、終わってみれば指定席の3位。日本選手団の総括会見で、市原選手団長は「戦略的に強化を進めていかなければ、ロンドン五輪で好成績は挙げられない」と、敗戦の弁をひたすら並べ続けた。 日本の不振を象徴するのが、…
第29回アジア・オリンピック評議会(OCA)総会が13日、広州で開催された。OCAのアハマド会長、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長、OCA執行委員会委員らが出席した同会において、2013年に行われる第2回アジアユースゲームズが、江蘇省南京市で開催…
国際オリンピック委員会(IOC)は25日、メキシコのアカプルコで開いた理事会で、若者のスポーツ参加を促進する施設「五輪ユース開発センター」を、1月に大地震の被害を受けたハイチに建設することを決めた。同センターは複数の競技施設を備えており、こ…
文部科学省が公表した2011年度のスポーツ関係予算の要求額は238億円。前年度から4.8%の増枠だ。中でも目を引くのが「マルチサポートを通じたトップアスリートの育成・強化」事業で、約27億円を計上した。9年度が約3億円、10年度が約19億…
「選手が最後の最後の準備に必要な機能を1つにした施設です。マルチサポート事業の大きな目玉と位置づけています」 国立スポーツ科学センター(JISS)は、中国・広州で来月12日に開幕するアジア大会で市内のホテルを借り切り、選手の準備、調整に利用…
お年寄りの体力が、この10年ほど向上を続けている。体育の日に合わせて文部科学省が10日に公表した「体力・運動能力調査」でそんな結果が出た。健康ブームで60代以上で定期的に運動する人が増えているのが要因とみている。 調査は2009年5〜10月…
だるい、眠い、体が重い--。 日本人の6割が感じている疲れは、痛みや発熱と同様、 体の異常を知らせるアラーム。これまで客観的に測る物差しがなかったが、 最近新たな測定法が開発されつつある。 その一つが、唾液中にいるウイルス量を調べるというもので…
国際オリンピック委員会(IOC)が新設した若者の祭典、第1回ユース五輪夏季大会が、8月14〜26日にシンガポールで開かれた。競技だけではなく、教育や交流を重視した新たな五輪の取材を通して、人間的な魅力を備えた未来のオリンピアン育成への道筋…
福島大学は陸上選手のトレーニングを支援するシステムの開発に着手した。選手の腕や脚にセンサーを取り付け、走行時に各部分の運動軌道を客観的に把握できるシステムづくりを目指す。選手強化に活用するとともに、関連機器の開発で地域経済の活性化も狙って…
「敗者」の悔しい表情を見た「勝者」の脳の反応を、放射線医学総合研究所(千葉市)の研究チームがとらえることに初めて成功した。 脳の前頭葉と呼ばれる部位で通常より強い電気信号が現れ、自己愛(ナルシシズム)の強い人ほど反応が大きかったという。神戸…