右脳の解放

スポーツサイエンティスト,衣笠泰介が日々感じること,感動した言葉,音色,風景などを思いのまま綴る. Think globally, act locally

[http://www.sanspo.com/sports/news/100823/spq1008231754004-n1.htm:title=新種目で国や性別超えた交流/ユース五輪@サンスポ]

 第1回ユース五輪では“本家”の五輪や世界選手権で実施されないユニークな種目が目を引く。開催都市の負担を軽減したい国際オリンピック委員会(IOC)の意向で参加人数が限られる中、より多くの出場機会を生む新種目が、国や性別を超えた選手間の交流を促している。
 競泳で実施された混合リレーは、男女が入り交じって次々に飛び込む新鮮な光景が展開された。400メートルリレーに出場した浜野麻綾(埼玉・武南高)は「隣を泳いだ外国選手は身長が180センチ以上もある男子で、すごく速かった。めったにない経験で面白かった」と話した。
 柔道やトライアスロンはアジア、欧州といった大陸別の混合チームで争う形式を採用した。アーチェリー男子の小岩創司(広島・佐伯高)はオーストラリアの女子選手と組んで混合種目に挑戦して「どこかの国際大会でまた会えたらうれしい」と友情を深めた。
 「言葉が通じなくても楽しめた。でも英語はやっぱり必要かな。初めて本気で勉強しようと思った。友達や後輩にも英語はできた方がいいと言うつもりです」と小岩。貴重な体験が、多感な年代の選手の心に刻まれた。