右脳の解放

スポーツサイエンティスト,衣笠泰介が日々感じること,感動した言葉,音色,風景などを思いのまま綴る. Think globally, act locally

[http://www.sankei.co.jp/culture/kagaku/070205/kgk070205000.htm:title=日本人解剖】運動能力「走る」 “燃費のよさ”@産経]

世界記録との差は男子100メートルでは2・4%、1500メートルでは5・5%あるが、マラソンは1・3%。女子でもマラソンが最も世界記録と接近しており、差は2・9%だった。

日本の一流マラソン選手の最大酸素摂取量は男子が1分間80〜85ミリリットル/キログラム、女子も同70〜75ミリリットル/キログラム程度とされる。欧米の一流選手よりやや低い水準だが、日本人は概して体格が小さいため体重あたりではほぼ等しくなり、日本人ランナーが世界と互角にわたりあえる要因になっている。

東海大体育学部の高野進助教授は、一般人を対象にした基礎的な身体トレーニングから専門的な陸上の技術までを指導する「アスレティクスアカデミー」を横浜市の日産スタジアムなどで開いている。生徒の年齢層は6歳から70代のお年寄りまで幅広く、末続などトップレベルの選手も交じって参加。バランスの取れた体力作りを目指す。