右脳の解放

スポーツサイエンティスト,衣笠泰介が日々感じること,感動した言葉,音色,風景などを思いのまま綴る. Think globally, act locally

[http://www.asahi.com/sports/update/0217/118.html?ref=rss:title=アマスポーツ支えるトヨタパワー 不況下も維持、存在感@朝日]

トヨタ自動車には35の運動部がある。うち、採用、勤務時間などで優遇される「重点強化部」は四つ。日本一3度のラグビー、プロ野球・ヤクルトの古田敦也監督らを輩出した硬式野球、今年の全日本総合選手権を制した男子バスケットボールと、駅伝で露出が多い陸上男子の長距離部門だ。

トヨタが多数のトップクラブを維持する理由はスポーツ振興だけでなく、労務政策面が大きい。張富士夫・トヨタ自動車会長は05年12月、トップリーグ連携機構の講演会で「選手は社員の代表。応援することで現代では薄れつつある職場の一体感や帰属意識を自然な形で得られる」と述べた。また「強い精神力、協調性は企業人として重要な資質」とスポーツ選手を社員として採用する有用性にも触れた。ある幹部は「広報宣伝の意識はない。社内の士気を盛り上げる狙いが一番」と言う。