スリランカへの小旅行 その3(最終回)
夕方になって次は楽しみにしていた野生の象のサファリ.近辺にはいくつかのサファリがあるらしいが,今回行ったのはエコパーク.
ジープで凸凹した道を通り抜けながら,その痕跡である象のフンや足跡を頼りに象の群れがいそうなポイントを探していく.
始めは「あそこに象がいるっ!」ってドライバーに言われて振り返ると,それは象の後ろ姿だけとかが多かった.
しかし次第にサファリの奥地に入っていくと,ようやく象の群れが現れゆっくりと象に対面することができた.
最後の最後には幸運にも12頭の象の群れと遭遇.
昔から象は好きな動物だったので,興味津々でその生態を観察してしまった.群れの中に子像がいれば,お母さんが常にその子どもを守って付き添っていること.僕らが近づいてきて欲しくないときは,威嚇して吠えること.
ここはまさに象が生活している場所.今回は僕らはそこにおじゃまをした.これは人間のエゴかも知れないなとも思った.しかし今回改めて人間は動物,自然と共につながって生きていることを実感した.ありがとう象さん.
サファリを出るころ日も暮れてきて,最後にはまぶしい夕陽も.
ホテルに戻り,こんな自然の中にあるホテルでスリランカカレーやシーフードを堪能して就寝.
明くる日の朝にシーギリヤを出発して空港へ向かいシンガポールに戻る.スリランカへの小旅行もこうして終わった.
スリランカは以前訪れたことのあるインドネシアのバリやマナド,パレンバンよりも清潔で発展しており,これから益々観光客が増えていくものと思われる.これらの偉大な自然を壊さずにエコツーリズムを推進して行ってもらいたい.また訪れたい国である.ありがとうスリランカ.