右脳の解放

スポーツサイエンティスト,衣笠泰介が日々感じること,感動した言葉,音色,風景などを思いのまま綴る. Think globally, act locally

[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100731-00000012-rcdc-cn:title=アスリートの年齢詐称撲滅へ=ユース五輪参加選手全員の骨年齢検査を実施―中国@yahoo]

2010年7月29日、BBC放送中国語サイトは「アスリートの年齢詐称、『絶対に容認しない』と中国が約束」と題した記事を掲載した。

今年2月、国際体操連盟(FIG)はシドニー五輪の女子団体総合銅メダリストである中国の董芳霄(ドン・ファンシャオ)が年齢を詐称し、規定の16歳に達していなかったと発表。4月、国際オリンピック委員会(IOC)は中国のメダルを剥奪した。同じくシドニー五輪に参加した楊雲(ヤン・ユン、団体総合銅メダル、段違い平行棒銅メダル)氏については証拠不十分として警告にとどめられたほか、北京五輪金メダリストの何可欣(ホー・カーシン)選手についても疑惑があると海外メディアは報じた。

8月14日からシンガポールで第1回夏季ユースオリンピックが開催される。今月28日、北京市で中国選手団結団式が行われた。団長を務める中国体育総局の蔡振華(ツァイ・ジェンホア)副局長は、「各ユースオリンピック参加者の年齢を詳細にチェックした。年齢詐称問題はないと確信している。我々は中国代表団をクリーンにしなければならない。それは選手各人の利益でもあり、また五輪のフェアネス精神をも体現している」と発言した。

蔡副局長によると、中国代表の選手70人にはX線による骨年齢検査が実施されたという。ユースオリンピックの参加資格は14〜18歳までとの年齢制限がある。(翻訳・編集/KT)