右脳の解放

スポーツサイエンティスト,衣笠泰介が日々感じること,感動した言葉,音色,風景などを思いのまま綴る. Think globally, act locally

[http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2007123100014:title=体感型ゲームより本物の運動を=子供のエネルギー消費量を調査−英大学チーム@時事]

ニスやボクシングなどの体感型テレビゲームのエネルギー消費量は、従来型ゲームの約1.5倍だが、本物のスポーツに比べると大幅に低いことが分かった。英リバプール・ジョン・ムーアズ大の研究チームが、十歳代前半の子供を対象に実験を行い、30日までに英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表した。

子供が家でテレビやゲームでばかり遊び、肥満要因となっているのは先進国共通の現象。研究チームは、体感型ゲームは本物のスポーツの代わりにならず、毎日1時間は活発な運動をした方がよいと勧めている。

実験は13−15歳の男子6人、女子5人が対象。身体に動きを計測するセンサーを取り付け、米マイクロソフト社の従来型ゲーム「XBOX360」の車のレースをした後、任天堂「Wii(ウィー)」のボウリング、テニス、ボクシングを立ってリモコンを振る形で15分間ずつ行った。

その結果、平均エネルギー消費量(1分間当たり、単位キロジュール)はじっとしているときの5に対し、レースが7.5、ボウリングが11.7、テニスが12.5、ボクシングが12.1だった。