[http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/82423/:title=ロンドン五輪、メダル増へ国家支援 有望選手にチーム結成@産経]
2012年ロンドン五輪でのメダル増産を目的に、文部科学省はメダル有望選手に対し、スポーツ医学や最先端用具開発などの専門家らによるプロジェクトチームを結成、国家戦略として総合的にサポートする方針を決めた。国が直接、メダル獲得の選手強化に乗り出すのは初。来年度は調査研究費として約2億円を概算要求に計上した。
文科省が創設するのは、「チーム『ニッポン』マルチ・サポート・システム」。マラソンの高橋尚子選手をサポートする「チームQ」のように、それぞれの選手にスポーツの専門家や情報収集スタッフらでつくるチームを結成、(1)スポーツ医学や栄養学の活用(2)最先端用具の開発(3)ライバル選手や開催場所に関する情報分析−などを国家戦略として行う。
その上で、JOCとの連携を強めて国費を投入し、選手のトレーニングや健康管理を丸抱えでサポートする。
サポートする選手は日本のお家芸とされる柔道、レスリング、水泳、体操、陸上の女子長距離などが対象になる見込み。