右脳の解放

スポーツサイエンティスト,衣笠泰介が日々感じること,感動した言葉,音色,風景などを思いのまま綴る. Think globally, act locally

[http://number.goo.ne.jp/soccer/japan/678/20070517-2-1.html:title=子供の心の扉を叩くJFAの「夢教室」。@Number]

イジメなどの社会問題を受け、JFAが今、最も力を入れている新たな取り組みである。元日本代表ら著名人を“ユメセン(夢の先生)”として小学校に派遣し、「夢」というキーワードから子供たちの心を育むというプロジェクトだ。

先生役には「過去の自慢話にならないように」と生徒と触れ合って心を通わせるように念を押している。小野伸二らが登場して夢を語るビデオを上映したり、生徒が将来の自分を描くための夢シートを用意するなど工夫を凝らす。子供の心にしっかりと「夢」を焼き付ける授業内容を心掛けている。

今年度中、計200回の授業を目標としており、場所も都内から徐々にエリアを広げていくという。先生役には北澤豪氏、城彰二氏ら元代表選手だけでなく、男女のOBとOG、昨年のW杯で主審を務めた上川徹氏、交通事故で車イス生活を余儀なくされながらも指導者としての夢を実現している羽中田昌氏ら多岐にわたる。JFAから発信された夢の輪が広がることを期待したい。