環境省が熱中症予報
環境省ホームページで熱中症予報スタート
環境省は今月11日午前から、ホームページを使って、全国の主要都市における
熱中症予報を開始すると発表した。これは、環境省としては初めての試みで、
気温や湿度などから考慮した熱中症発生の危険指数を気象庁と協力して予測し、
提供していく。熱中症の危険性は、気温や湿度、地面の照り返しの輻射熱など
を考慮した指数「湿球黒球温度」で表される。日本体育協会は、この指数が31
度以上になると「運動は原則禁止」、28〜31度は「厳重警戒」、25〜28度は
「警戒」と定めている。ホームページでは、全国の主要都市について、この指
数を3時間ごとに予測し、2日分の情報提供するとのこと。指数が高い場合は
目立つ色で予測値を表し、外出を控えたり、水分を十分にとるよう呼びかける
などして熱中症予防を促す予定。